スタッフ紹介
気持ちよく助け合い
成長を感じられる環境
設計担当 / 井上 裕
入社のきっかけ
高校時代はデザインや編集に興味があり、大学はデザインやプログラム、建築などを学べる「感性デザイン工学科」へ進学しました。入学前から建築ばかりに興味関心が向いていたわけではありませんでしたが、建築を学ぶ機会に出会い知識が増えるにつれて好きになっていきました。就活中に東京に出てみたくなり、エントリー企業を探している中で東栄ホームサービスを知りました。東栄ホームサービスが行うリフォームは戸建住宅が主で、大型の施設にはほとんど携わりませんが、その分それぞれのお客様のご要望を聞きながら設計することができ、それが自分の性格に合っていると感じました。実際に6年間務めて自分に向いている仕事だと思いますし、担当の営業さんからお客様に喜んでもらえた話を聞いたときは嬉しくなります。
新卒社員でも働きやすい雰囲気
東栄ホームサービスの職場の雰囲気は朗らかで、仕事で困ったことがあっても周りが快く助けてくれます。私の仕事には、リフォームのための設計が法的・構造的に問題がないかのチェックや、営業さんから渡された施工のラフを役所に申請するために清書することなどがありますが、新卒で入社したばかりの頃は、知識だけでなく建築の現場も詳しく把握できておらず、一つひとつの業務に時間がかかっていました。さまざまな業務に携わりながら、いろいろ教えていただき今日まで続けてきたことで、入社時には2~3か月かかっていた案件も1か月ほどでできるようになり、ほぼ1人でできる案件も増えました。それでも、お互いに協力し合う雰囲気は変わりありません。また、個々人の考えを尊重しながら周りがアドバイスをくれるのも働きやすいと感じています。
東栄ホームサービスは、定時で退社できる日が多いので土日だけでなく平日もプライベートを大切にできています。入社してからまずは2級建築士の取得を目指しましたが、その勉強時間もきちんと取れました。毎日の睡眠もきちんと取り、休みの日は趣味に没頭してオン・オフをしっかり切り替えることで気持ちをリフレッシュしています。こうしたことが普通にできるのも東栄ホームサービスの魅力です。
成長を感じながら業務に当たる日々
最初に任された増築の案件は、1階がビルトインガレージ、2階は居室にしたいという要望でした。東栄住宅は長期優良住宅に認定されている戸数がパワービルダーで最も多いですが(「長期優良住宅」参照)、リフォーム工事の仕方次第では認定が取り消されてしまいます。認定が取り消されないように役所へ提出する構造の計算書を作成したり、木材を加工し入荷してもらう依頼をしたり、多岐にわたり慣れない業務でした。建築は工事が完成するまで何があるか分かりませんし、引き渡し後にも雨漏りなどが起こる可能性もあります。設計通りに現場での組み立てが進まないこともあります。しかし、実際に自分が設計を担当した建物が完成した時は「やれば何とかなる」と感じましたし、経験値が上がったと実感できました。
リフォームでは新築以上に壁や柱などの接合部の設計に注意が必要なため、お客様のご希望を聞きながらも設計上問題がないかきちんと確認する必要があります。時にはご要望にお応えできないことを伝えなければいけないこともあります。だからこそ、自分でプランしたものが採用された時はやはり嬉しくなります。また、知識や経験が増えてくると、何ができるのかが見えてきます。しかし、お客様のご要望が第一ですので、提案はしますが自分のやりたいプランを強く出しすぎないよう、バランスを考えています。こうした考えができるようになったのも、成長している証かもしれません。
これからより積極的に取り組んでいきたいことに介護リフォームがあります。手すりの取り付けや室内での段差の解消など高齢者がより安全に生活してくために必要なリフォームです。助成金が適用されるケースもあり、今後ますます需要が伸びていく分野だからこそ、自分の知識や経験も増やしていきたいです。